こんにちは、朝日千晴です。
11月といえば保活の季節!来年からの保育園入園に向けて、準備を進めている方も多いのでは?
なんとなくママだけで頑張ってしまいがちな保活ですが、入園後にも協力してもらうために、保活は夫婦で協力してすすめるのがおすすめです。
ただ、夫を保活に巻き込むのってなかなか一筋縄ではいかないんですよね…。
そこで今回は、夫婦で協力して保活を進めたいという方に向けて、これまで3回の保活を経験してきたわたしが保活に非協力的な夫を変える5つの方法をご紹介します。
保活に興味のない夫にイライラ!どうしてちゃんと考えてくれないの?
周辺の保育園を調べたり、実際に園に見学にいったり、必要な書類を揃えたり…。
我が子を保育園に入れるためには、多くの手間を乗り越えなくてはいけません。
あまりの作業の多さに「なんでこんなにめんどくさいのー!」と叫んでしまった方も少なくないはず。
経験者がこぞって「大変だった」とこぼす保活ですが、実は夫が保活に協力してくれない…と悩むママも多いのです。
ちなみに、これまで長女・次女合わせて3回ほど保活を経験してきた私も、保活に非協力的な夫に悩んでいた1人。
「ママの好きにしていいよ〜」という言葉通り、情報集めも園の見学も、書類記入さえ丸投げの夫に「誰の子どもだと思っとんじゃ…」とイライラを募らせておりました。
保育園に預けられないと働けないのに、どうして夫はこんなにも保活に無関心でいられるの!?と、常々疑問に思っていたのです。
保活はママの仕事?夫が非協力的な理由を考えてみた
そもそもどうして、夫は保活を他人事のように考えていられるのでしょう?
夫が保活に無関心な理由について、私なりに考えてみました。
【夫が保活に無関心な理由①】当事者意識がないから
夫が保活に他人事なのは、保活の結果が今後の生活に関わるという実感が薄いから。
子どもが小さいうちはどうしても女性がメインで育児を行うことが多く、保活も「ママがやってくれるから大丈夫」という気持ちになりやすいようです。
とくに仕事などの理由で子どもとの関わりが少ないパパだと、余計に他人事のように感じる様子。
パパに保活に関心を持ってもらうには、「あなたも当事者なのよ〜」と伝え続ける必要がありそうです。
【夫が保活に無関心な理由②】情報が少ないから
子どもが生まれる前から育児の情報交換をしてきたママと違い、パパには子どもについて他の人と話す機会がほぼありません。
あるとすれば、「うちには〇〇歳の子どもがいてね〜」などといった世間話程度。
そのため、「保活は厳しい」ということは知っていても、「まぁ〇〇さんとこも入れてるし、うちも大丈夫でしょ〜」なんて楽観的に考えてしまうようです。
保育園の空き状況や入りやすさは、住んでいる地域によって大きく変わります。
実際に保活をした人や役所の担当課の人から話を聞くなどして、シビアな現実を伝えた方がよさそうです。
【夫が保活に無関心な理由③】男性は「今」しか考えないから
男性と女性と脳の構造の違いも、保活に対する「温度差」を生み出す原因に。
脳科学の研究によると、男性は「先のことはそのときに考えればいい」と考える傾向があるのだそう。
そのため保活に対しても、「入れたら入れたでいいし、もし入れなかったらそのときにどうするか考えればいい」とスタンスに。
しかし、女性は男性と違い、「トラブルが起こらないように対策を打っておこう」と先々のことまで考えて動く傾向があります。
だからこそ問題が起きるまで動こうとしない夫に対して、「なんで何もしてくれないの?ちゃんと考えてるの?」とイライラしてしまうんです。
男性と女性でそもそも考え方が違うということを頭に入れておくと、「なんで私ばっかり!」というイライラが減るかもしれません。
保活に非協力的な夫を変えるには?我が家が実践した5つの方法をご紹介!
わたし・自営、夫・会社員の我が家。最初に保活をしたときには、「ママの好きにしたらいいよ〜」と本当に丸投げ状態でした。
このままだと、子どもに関することは全部わたしがやらなきゃいけなくなっちゃうのでは…?
そう危機感を覚えたわたしは、保活に非協力的な夫を変えるために、以下のような対策を取ることにしたのです。
- 夫を連れて役所に行き、保活に関する説明を一緒に聞く
- 保活のスケジュールは共有カレンダーで管理する
- 見学して感じたこと、ママ友から聞いた情報など夫に共有したい情報はラインで送る
- 「○日までにこの書類を用意してね」と期日を決めてお願いする
- 「わたしは〇〇がいいと思うんだけど、どこの園がいいと思う?」と具体的に聞く
以下、詳しく解説していきますね。
【夫を保活に巻き込む方法①】役所で説明を受けるときは夫と一緒に
夫に当事者意識を持ってもらうため、保活のたびにやっているのが「保活の説明を受けるときは夫と一緒に行くこと」。
夫に平日休みをとってもらい、2人で一緒に役所に行って保活の説明を受けていました。
これが意外と効果バツグン!保活の説明を受けることでやるべきことや期日がクリアになり、自分も保活をするんだという当事者意識が湧いてきます。
一緒に説明を聞けば、改めて夫に必要な書類や手続きの説明をしなくてもいいので、ママとしても大助かり。
「わざわざ休みを取るのは…」としぶるパパも多いと思いますが、保活のために休まなければいけないのはママだって同じですよね。
保活の結果に我が家の未来がかかっているからと、強気で夫を説得していきましょう!
【夫を保活に巻き込む方法②】保活のスケジュールはアプリで共有
保活に関するスケジュールは、すべてアプリで共有するのがおすすめ。
我が家では以前から「TimeTree」というアプリでスケジュールを共有していますが、そこに保活のスケジュールも記入し、期日漏れしないように注意していました。
保育園申し込みまでにやることをリストアップしていたこともあったのですが、細かすぎるTodoはプレッシャーになるだけ。
「提出期限の1週間前までに書類を提出する」とざっくりスケジューリングして、そこに合わせて各自準備を進めるようにしておくのがおすすめです。
【夫を保活に巻き込む方法③】「ここまでに」という期日を示したら、あとは夫にお任せ
就労証明書の準備など、夫に任せたいタスクは「ここまでにお願いね」と期日を示し、あとは夫にお任せするように。
「なるべくはやくして!」と急かすより、ここまでに用意してねというボーダーラインを示したほうが、意外と早く動いてくれます。
ちゃんと動いてくれるか心配…という方は、余裕をもった期日を示しておくのが良さそう。
「早くして!」とせっつかれるより、「もう用意してくれたの?ありがとう!」と言われるほうが、夫も気分がいいもの。
夫がなるべく気分よく動いてくれるように工夫するのも、妻の腕のみせどころです。
【夫を保活に巻き込む方法④】情報は口頭ではなくラインに残す
保育園に見学に行って感じたこと、ママ友に聞いて知った情報など、保活に関することは口頭ではなく、なるべくラインで共有するように。
直接言葉で伝えたほうが早いしラクではあるんですが、口頭だと聞きそびれたり、あとから言った・言ってないのトラブルが起こりがち。
ラインで送信しておけば記録に残るうえ、自分も文面を考えながら気持ちを整理できます。
「夫と話すとつい感情的になってしまう…」という方は特に、口頭ではなく文章で情報を共有するようにしてみてくださいね。
【夫を保活に巻き込む方法⑤】話し合いは短期決戦!その場で結論を出せるように準備
紙にどの園を書くか決めるなど、「これだけは夫に話をしておきたい」と思うことはなるべく短時間で、パパッと結論が出せるように準備。
具体的には、私のなかで園の候補や優先順位の高い条件を書き出すなどして整理しておき、夫には「これでいいと思う?」と確認するくらいの気持ちで話し合いに臨んでいました。
本音を言えば、「どれがいいと思う?」なんて話し合いながら園選びを進めたい。でも、結論の出ない段階でいくら意見を聞いても「今はわかんない」としか答えてくれず…。
夫からすれば、結論が出ないことをいちいち考えても意味がないと思うそう。
夫に相談したいと思う気持ちの根っこには、不安や心配を紛らわしたい、夫に大変さを分かってほしいという気持ちがあるのかも。
悲しいかな、夫に話を聞いてもらっても、保活への心配は解消されません。
お互いにストレスを溜めないよう、話し合いはパパッと短期決戦で済ませるようにしましょう。
いくら工夫しても夫が保活に協力してくれない時は?
夫に協力してほしいけれど、やっぱり無理かも…。
そういうときには「どんな結果になっても受け入れる」と夫に約束してもらうのがおすすめ。
保活の結果によっては自宅や職場から遠い園になってしまったり、平日行事が多い園に入ってしまう可能性も。
それでなくとも、子どもを保育園に通わせながら仕事を続けるのは簡単なことではありません。だからこそ、夫に変な気遣いは無用!
どこの園に入っても協力する、または一切文句を言わないという確約が取れるのであれば、夫の協力は諦めてOK。
それさえ無理という夫だと、入園後に協力を求めることさえ厳しいかも…。
ママの負担を減らすためにも、今のうちから根気強く夫を説得し、育児に巻き込んでおきましょう。
保活は夫婦で!夫をうまく巻き込んで、保活を乗り切ろう
この記事では「保活に非協力的な夫を変える5つの方法」をご紹介しましたが、参考になることはあったでしょうか?
毎回思いますが、保活は本当に大変!
時間もエネルギーもたくさん必要なことだから、できればママだけでなく、パパにも協力してもらいながら進めたいですよね。
男性は女性よりも育児に対して当事者意識が湧きにくいですが、根気よく説得し続ければ少しずつ進化していきます。
保活に非協力的だった我が家の夫も、
- 役所に行って保活の概要を聞く
- 自宅から保育園までの送迎時間を調べてメモする
- 就労証明書を用意する
- 申込書に記入する園を一緒に考える
- 書類の記入漏れがないかチェックする
などなど、自分に出来ることを率先してやってくれるようになりました。
大変ではありますが、2人で乗り越えれば苦労もいい思い出になります。
ぜひ夫婦で協力しながら、保活を進めていってくださいね!