いい仕事の基本は、地道な下準備

こんにちは。朝日千晴です。

私は昔からチャレンジすることが好きで、いつも何かしら目標を立ててはそこに向けて挑戦を続けているのですが、1年ほど前から小説を書いて新人賞に応募し始めました。

とはいえ、これまでの執筆実績はゼロ。お恥ずかしながら、いざ創作に取り組み始めても書き上げられず、序盤だけ書いた作品が増えていく……という日々を繰り返しておりました。

そんな私ですが、気力体力がまだ残っている30代のうちに誰かの心をギュッと掴むような作品を作れるようになりたいと一念発起。小説家講座を受講しつつ、細々と作品作りに取り組んでいます。

そんな私ですが、この3月に人生で初めて「長編小説を書き上げる」という目標を達成!しかし、なんとか新人賞の締切までに書き上げられたはいいけれど、出来栄えはイマイチ……。

小説講座の先生からも「この作品では予選通過は厳しい」と言われ、期待通りにできなかった自分にものすごく悔しさを感じました。

でも、上手くできなくともチャレンジしてみることで、取材や設定等の甘さ、スケジュールの立て方など、自分の課題が明らかになったのは大きな収穫。今回の経験を糧に、次回はさらにいい作品を作れるように努めていこうと思っています!

作品作りの土台は丁寧な取材と情熱

さて、小説を書くにあたり、先生からは「登場人物の履歴書を作る」という宿題をいただきました。

長年小説家志望の人たちを指導してきた先生によると、私の作品は「ほどほどの取材で、ほどほどの設定で、ほどほどの情熱で書いた」という感じが丸わかりだそうで。

「丁寧な取材、情熱があってはじめて長編小説が書ける」

先生の言葉が深々と胸に刺さりました。まさに、私の悪いところが言い当てられている……。

小説は文字だけで人の心を動かすエンタメ。小説も他の仕事と同じく、作品に熱量を与えるには創作以前の下準備が何よりも大切なんだと今さらながら反省しました。

と、いうわけで、今は「登場人物の履歴書作り」というものをしています。

自分なりに意識して書いていたつもりだったけれど、先生から送っていただいた資料と比べてみると、人の表面部分しか考えていなかったというのがよく分かりました。

いい仕事の土台となるのは、いつだって地道な下準備。それを胸にひとつひとつ課題をクリアして、地力を上げていきたいと思います。

では、今日もみなさまにとっていい1日となりますように!

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