こんにちは!朝日千晴です。
「読書を習慣化したいけど、うまくいかない…」と悩んでいませんか?
知識を身につけたり、視野を広げたりするのに最適な読書。
とはいえ、習慣化しようと思うと難しいですよね。
私もこれまで「読書を習慣にしよう! → 挫折…」を繰り返してきました。
でも「どうすれば読書を習慣にできるかな?」と考えるうち、気づけば毎日自然と本が読めるようになってきたんです!
” 読書習慣なし → 週1冊ペースで読書” に変わってみて気づいたのは、意思の強さに関係なく、仕組みを工夫すれば自然と読書習慣は身につけられるということ。
この記事では読書を習慣化したい人に向けて、私が実践して効果があると感じた『読書を習慣化するために大切なポイント』を解説していきます。
読書を習慣化できないのには理由があった!挫折しがちな人の共通点
読書が習慣化できないのは、自分の意思が弱いからではありません。
ただ単純に、本の選び方や習慣化の方法を間違えているだけ!
正しい本の選び方や、習慣化の方法を学べば、意外とすんなり読書習慣が身につきます。
これまで読書習慣が身に付かず、挫折を繰り返してきた私ですが、そのときは以下のように間違った方法で読書を習慣化していました。
【読書が習慣化できない人の特徴①】間違った目標を立てている
読書を習慣化しようとしたとき、「週に1冊読むぞ!」と冊数で目標を立てていませんか?
実はこれはNG!なぜなら、目標があいまいすぎて、1日にどのくらいのペースで読めばいいのか分からないから。
そもそも自分がどのくらいのペースで読書できるのか分からない状態だと、「週に1冊」という目標が適切なのかどうかも分かりませんよね。
なので「週に1冊」などの成果を目標にするのではなく、「1日に5ページ」「1日15分だけ」といった具体的な「行動」を目標にするのがおすすめです。
【読書を習慣化できない人の特徴②】「役に立つ」で本を選んでいる
「これは役に立ちそう」という理由で本を選んでいませんか?
目的にあった本を選ぶのは大切ですが、「役に立つから」という理由で読みづらい本や専門性の高い本を選んでしまうと、読書そのものが苦痛に感じてしまいます。
いやいや本を読んでも頭に入ってこないし、続きを読もうという意欲も湧いてきません。
「役に立つかどうか」で本を選ぶのではなく、「面白いと感じるかどうか」で本を選ぶようにしましょう。
【読書を習慣化できない人の特徴③】時間があるときに一気読みしようと思っている
いうまでもありませんが、本は読んでこそ価値があるもの。
しかし、「時間があるときに一気に読もう」と思っていると、仕事や家事などのやるべきことに圧迫され、読書がどんどん先延ばしになってしまいます。
また「休みの日に読もう」と思っていたのに、結局1日だらけてしまった…という人も多いはず。
ある程度まとまった時間を確保しようとなるとそれだけでハードルが上がってしまい、読書を始めるのが億劫になってしまいます。
わざわざ読書の時間をつくるよりも、スキマ時間を利用するなど短時間で読書をするようにした方が、結果として習慣化しやすくなりますよ。
【読書を習慣化できない人の特徴④】本を読みやすい時間や場所を選ばない
読書を習慣化するためには、集中できるように環境を整えるのも重要です。
いざ時間ができたから本を読もうと思っても、家族から何度も声をかけられたり、周りの音がうるさかったりと集中できない環境では、内容が頭に入ってきませんよね。
読みたいのに読めない状況が続けばイライラがたまり、本を読むこと自体いやになってしまうかも。
周りに邪魔をされない、集中できる場所や時間帯を選んで読書をするようにしましょう。
【読書を習慣化できない人の特徴⑤】最初から最後まで順番に読もうとしている
「1冊読み切るまで、次の本は読まない」
「1ページ目から順番に読んでいかなきゃ」
そう考えている人も多いと思いますが、この思い込みが読書の習慣化を妨げる要因になっています。
もちろん、本は1冊を通して著者の主張がまとまっているので、最後まで読みきるのがベスト!
しかし、数百ページに及ぶ本を1冊丸ごと読み切るとなると、どれだけ頑張っても数時間はかかります。
それだけで心理的なハードルが上がってしまい、「また今度にしようかな…」と読書そのものを先延ばしにしやすくなるんです。
最初から最後まで1冊読みきれなくても大丈夫。気軽な気持ちで読書に取り組んだほうが、習慣化しやすくなりますよ!
これさえ押さえれば挫折知らず!読書を習慣化するコツ
読書が習慣化しない理由が分かったところで、次は実際に読書を習慣化する際のコツについて解説していきます。
ポイントを押さえることで無理なく、楽しく読書を習慣化しやすくなりますよ。
すぐに取り入れられる方法ばかりなので、出来そうなものから取り入れてみてくださいね〜。
【読書を習慣化するコツ①】いつ・どこで本を読むかを明確にする
さきほども書いたように、「時間があったら読もう」では、読書は習慣化しません。
「1日5ページ」や「1日15分」など具体的な行動目標を立てて、出来たかどうか日々チェックしてみましょう。
これで読書が習慣化できたら最高!ですが、たいていの場合は自分で立てた目標を実践できず、挫折してしまうのではないでしょうか?
そういう方はさらにもう一歩踏み込んで、「1日のうち、どの時間を読書にあてるか」を決めてしまうのがおすすめです。
というのも、私こそが目標をなかなか実行に移せず、「なんでこんな簡単なことができないんだ…」と悩んでいた1人。
「1日15分以上読書する」と行動目標を立てていたのですが実行に移せず、「1日5分」「本を開くだけ」と行動のハードルを下げていっても実践できず、自分のダメさに途方に暮れていたんです。
今思えば、「いつ、どこでやるか」を具体的にしなかったせいで、行動そのものを先延ばしにしてしまっていたんですよね。
そこで具体的に「朝、トイレで用を足している間だけ本を読む」と決めてみたら、すんなりと毎日読書ができるようになりました。
このように1日のどの時間に行動するかまで決めてしまえば、先延ばしグセのある人でも習慣化しやすくなります。
【読書を習慣化するコツ②】身近な場所に本を置いておく
身近な場所に本を置いておくのも、読書を習慣化するポイント。
ちょっと時間ができたとき、ついスマホに手が伸びていませんか?
それは別に意思が弱いせいではなく、単にスマホを手に取るのがラクだからです。
人間はラクな方を選ぶもの。その習性を利用して、自分の身近なところに本を置いておきましょう。
部屋のなかで自分がよくいる場所を観察し、その近くに本を置くようにすれば、「ちょっと読んでみようかな」という意欲が湧きやすくなりますよ。
【読書を習慣化するコツ③】「面白い」「気になる」と思えば最後まで読み、そうでなければ部分読みする
「知識を得たい」「新しい情報を知りたい」など、本を読む目的はさまざま。
手に取った本が目的にドンピシャだった!というのであればOKですが、「なんか思ってたのと違う…」と感じる場合もありますよね。
そういう場合はサッと気になる部分だけ目を通し、次の本へと進みましょう!
良書と呼ばれる本であっても、自分にとって面白いと感じられるものでなければ、毎日時間を作って読み続けることはできません。
反対に、「これは面白い」「先が知りたい」と思える内容だと、自然と「もっと読みたい」という意欲が湧いてくるもの。
「読書って面白い!」そういう感情がモチベーションになり、読書の習慣化につながります。
私もお気に入りの作品や作家さんを見つけてからというもの、毎日の読書タイムが楽しみになりました。
たくさんの本に触れながら、お気に入りの作品や作家を見つけてみてくださいね!
ポイントを押さえれば、読書習慣は身に付く!
今回は私の実体験に基づいて、読書を習慣化するコツをまとめてみました。
まず、「読書を習慣化できない人」から「読書を習慣にしている人」に変わるためには、以下のように考え方を変える必要があります。
- 「週に1冊」と結果目標を立てる → 「1日1ページ」「1日15分」と行動目標を立てる
- 役に立つと思う本を選ぶ → 面白そうと思う本を選ぶ
- 時間があるときに一気に読もう → 短い時間でいいから毎日読もう
- 本ならどこでも読めるっしょ → 集中できる時間・場所を選ぼう
- 最初から最後まで順番に読もう → 気になるところだけ読んでみよう
挫折せず、読書を習慣化していくには、以下のようなポイントを意識してみましょう。
- 1日のなかでいつ・どこで読書するのか決める
- 手に取りやすい場所に本を置く
- 面白い、気になると思う本を選ぶ
これまで読書を習慣化しようとしては挫折してきた私。
ですが、自分なりに本を読みたいと思えるように工夫することで、読書を習慣化することができました。
これからも楽しみながら、読書を続けていきたいと思います。
この記事が少しでもみなさんの参考になると嬉しいです!