こんにちは!ライターの朝日千晴です
いつだって子どものように、楽しむことを忘れない大人でありたいなぁと思います。
うちには6歳と3歳の姉妹がいるのですが、2人で遊んでいるのを見ると「子どもって遊びの天才だなぁ」としみじみ思います。
最近はごっこ遊びが流行っているようで、ときにはファンタジーの世界のお姫様になりきり、ときには悪と戦うヒーローになりきって悪者をやっつけたり……。
どんなときでも遊びを思いつき、すぐに楽しんでしまうのです。
さらにすごいなぁと思うのは、家事やお手伝いもすぐに遊びに変えてしまうところ。
「〇〇ちゃんもやりたい!」と言う娘に掃除や洗濯を手伝ってもらうと、それはそれは楽しげに動いてくれます。
大人と同じことをしているという嬉しさもあるのでしょうが、家事そのものを遊びのように楽しんでいるようです。
そんな子どもたちは毎日とても楽しそうで。
私も子どもたちと同じように、毎日を楽しめるようになれたらいいなぁと、そう思うようになりました。
どうすれば子どもたちのように、日々を楽しめるのだろう?
そう考えながら子どもたちを観察していて、気づいたことがあるのです。
それは、子どもたちはいつだって「どうやって遊ぼうか?」と考えているということ。
いつも「楽しいことはないかな」「面白そうなことはないかな」とアンテナを張っているから、すぐに次の遊びが思いつくのです。
楽しいは誰かに与えられるものじゃなく、自ら生み出すものなんだ。
どんな場所であっても、自分の心がけ次第で楽しめるんだと、そう子どもたちに教えてもらったような気がします。
毎日を楽しめるかどうかは自分次第。
でも、なかにはどうしても楽しめないこともあります。
そういうときは、どうやって楽しみを見出したらいいのでしょう?
そういうとき、私はそれ自体を楽しむのではなく、『ラクに動ける仕組みづくり』を楽しむようにしています。
たとえば、私は料理があまり好きではありません……。
これまで簡単なレシピを学んだり、料理研究家さんの本を読んでみたりと工夫してきたものの、やっぱり料理自体は楽しめなくって……。
そこで、料理そのものを楽しむのはやめて、いかにラクに料理を続けるかに知恵を絞ることにしました。
毎日食材を買いにいくのはイヤだから、週末にまとめて1週間分の食材を買っておく。
下準備が面倒だから、野菜も肉もカットして冷凍庫へ入れ、魚には下味をつけておく。
それでも気が乗らないときには、好きな音楽をかけて歌いながら手を動かしてみる。
そうやって工夫を重ね、仕組みづくりをしていくと、料理への苦手意識も減っていったのです。
行動そのものを楽しめないときには、環境や仕組みづくりを楽しんでみるのもおすすめです。
楽しいことだけすればいい。
そう言われると、なんだか悪いことをしているような、そんな居心地の悪さを感じてしまいます。
もしかして、それは「我慢こそ美徳」という価値観が、私のなかにあるからかもしれません。
それか「楽しいことだけじゃ成長できない」と、自ら楽しいことを遠ざけているのかも。
でも、毎日を楽しむのは、全然悪いことじゃないと思うのです。
楽しいと思うことが増えた方が毎日は楽しくなるし、なにより嫌だ嫌だと思いながら物事に取り組むよりも、自分なりの楽しみを見出せた方が、よっぽどいい結果にも繋がると思うから。
何事にも楽しみを見出せる人は、きっとあらゆることに前向きに取り組めるはず。
私も子どもたちのように、目の前のことを楽しみながら過ごしていこうと思います。