
新人育成が担当者ごとの裁量に任されている状態は、珍しいことではありません。
しかし、そのままでは育成の質やスピードにばらつきが生じます。
本事例では、被リンクDM営業チームにおいて育成フローを整理し、育成期間の短縮と負担軽減を実現したプロセスをご紹介します。
概要
・対象:社員30名規模・Webメディア運営企業(被リンクDM営業チーム)
・支援期間:支援期間3ヶ月
社員30名規模のWebメディア運営会社にて、被リンクDM営業チームの育成体制整備をご支援しました。
場当たり的になっていた新人育成を構造化し、育成フローを統一。
育成期間の短縮と担当者の負担軽減につなげました。
背景・課題(Before)
被リンクDM営業チームでは、新人育成が担当者ごとに任されており、明確な育成設計がありませんでした。
- 入社時の初動対応が統一されていない
- 育成内容が担当者ごとに異なる
- 質問対応が個別チャットに分散
- 育成係の負担が大きい
結果として、育成の質やスピードにばらつきが生じ、育成期間が長期化する傾向がありました。
設計にあたっての考え方
新人が安心して業務を習得できる状態をつくるには、
- 初動の明確化
- 学習順序の整理
- 質問の集約
が必要です。
そこで、属人的な育成ではなく、再現可能な育成フローを整備する方針としました。
実施内容
支援として、以下の3つを実施しました。
1. 入社時指示書の作成
マニュアルの確認箇所、ファイルの格納場所など、業務に必要な「入社時指示書」を作成。
入社後の迷いをなくし、スムーズに業務に入れる状態を整えました。
「入社指示書」には具体的に、以下のようなことを記入しました。
- マニュアル確認項目の明示
- 必要ファイルのブックマーク登録手順
- 初日に実施する作業一覧
- 業務に必要なツールの登録・初期設定方法 など
2. 入社から1週間の育成フロー設計
育成の流れを固定することで、担当者間のばらつきを抑えました。
- 日別の学習内容整理
- 実務へ入るまでのステップ設計
- 習得目安の明確化
3. 育成担当者向けマニュアル作成
育成係の負担軽減と質の均一化を図りました。
- 教える内容の整理
- フィードバック観点の明確化
- よくある質問&答え
4. Notion上に質問箱を設置
質問対応を削減するため、notion上に質問箱を設置。
緊急度の低い質問は質問箱で行う設計に変更したことで、質問が分散せず、ナレッジとして備蓄される構造を整えました。
結果として、育成係の個別対応負担が軽減しました。
- 新人向け質問フォームを設置
- Q&Aを一元管理
支援結果(After)
3ヶ月間の支援を通じて、
- 育成フローが統一
- 新人の初動がスムーズに
- 質問対応の効率化
- 育成期間の短縮
が実現しました。
育成が「担当者の力量」に依存する状態から、「設計された流れ」に沿って進む状態へ移行したことで、育成担当者の迷いが減り、新人がスムーズに業務に参加できるようになりました。
本事例で行った設計
本件で行なった設計は、以下の通りです
- 育成フローの可視化
- 学習順序の設計
- 再現可能な育成体制の構築
- ナレッジの集約
大きな制度変更はせず、流れを整えることで、育成を安定させました。
同様の課題をお持ちの場合
以下のような課題を抱えていませんか?
- 新人育成が場当たり的になっている
- 担当者ごとに教え方が違う
- 質問対応に時間を取られている
育成フローの設計を整えることで、育成期間を短縮し、スムーズに業務に取り組めるようになります。
ご相談について
育成体制の整理や業務設計に関するご相談を承っております。
現状の整理から段階的にご支援いたします。
詳細はお問い合わせページよりご連絡ください。
