【転勤族の暮らし方】転勤先で楽しく暮らすコツは?転勤族の妻がお答えします

年度が変わる時期になると、「今度こそ辞令が出るかも」とソワソワする転勤妻も多いのではないでしょうか。

数年おきに住む場所が変わる転勤族をパートナーにもつ「転勤妻」は、日々あらゆる悩みを抱えています。

・転勤が出るかもしれないから仕事できないな

・またゼロからママ友作るのしんどいな

・転勤族と結婚して本当に良かったのかな

朝日千晴
朝日千晴

昔の私は転勤が重荷になってました…

でも、その時々で目の前の生活をこなしていくうちに、自分なりの「転勤との付き合い方」が見えてきたのです。

この記事では、転勤を2回経験した私が考える「転勤妻が毎日を楽しく生きる方法」をご紹介します!

転勤族妻の負担は想像以上に大きい!

転勤族の妻になると、数ヶ月〜数年おきに転勤する夫との生活がスタートします。

我が家でも3年スパンで転勤の辞令が出て、その度に夫と一緒に新天地へ移り住んできました。

夫の会社はゼネコン関係のメーカー。全国各地に支店があり、実際の辞令が出るまではどこに行くかさえ全くわかりません。

転勤の辞令が出てあと、1ヶ月のうちに新居契約、引越し準備や事務手続きをバタバタと進める感じ

ありがたいことに、夫の会社は引っ越しにかかる費用を補助してくれます。

そのため家計面での負担は少ないのですが、それでも、

・短期間での新居決めや引越し準備

・住所変更などの諸手続き

・新居に移った後の子ども達のケア

など、「数年おきに住む場所が変わる」というのは想像以上のストレスでした。

新しい職場で1から人間関係を作っていく夫はもちろん大変ですが、家や子どものことを一手に担う妻側にも環境が変わる「転勤」の負担は大きいものです。

転勤妻の妻が生き方に悩む原因3つ

転勤妻が生きにくい理由って、大きく3つあると思っています。

周りに知り合いがいない孤独感

転勤先で友人を作っても、転勤が出れば全て人間関係がリセット。次の場所でもう1度人間関係を作っていかなければいけません。

せっかく築いてきた人間関係がリセットされ、寂しい思いをしている転勤族妻の方も多いのではないでしょうか。

特に子育て中のママにとって、気軽に相談や情報交換できる相手がいないのは心細いものです。

仕事が見つけにくい

全国規模の会社だと、県をまたぐ転勤は当たり前。単身赴任をしない場合、妻は仕事を辞めなければいけません。

数年後に転勤が決まっていると、パートやアルバイトを探すのも難しいもの。

「家族のために仕事は諦めている」と、泣く泣くキャリアを断念した転勤妻も多いです。

マイホームが持てない

転勤族にとってマイホームは遠い夢。

住宅ローンを払ってすぐさま転勤が出て住めない(または単身赴任)ということもよくあります。

「マンションを買って転勤が出たら貸し出す」という手もありますが、高い住宅ローンを払った家にほとんど住めないのはちょっと・・・。

限られた期間内で、家賃や間取りが「最高!!!」となる賃貸物件を見つけるのも至難の業。

理想通りにはいかない住宅事情に悩みながら、妥協点を見つけていくことになります。

実は転勤族の妻はメリットも多い!

転勤族ならではの悩みを書いてきましたが、転勤族ならではのメリットも多いです。

見方を変えれば、転勤族の良さが見えてくる!

転勤族の妻として楽しい日々を送るには、「全国に移り住む良さ」を最大限活かしてみるのがおすすめです。

好きな人とだけ付き合っていける!

ご近所付き合い、ママ友との関係など、長く付き合っていくかもしれないと考えると少し苦手な人でも仲良くしないとな・・・と思いがちです。

しかし、転勤族は良くも悪くも人間関係が数年おきにリセットされるので、苦手な人と関係を続けていく必要がありません。

苦手な人との関係は転勤でリセットし、気の合う友人とはその後も連絡を取り合える。

「仲良くなれなくても数年後には転勤だから」と気軽に考えられるのは、転勤族のメリットです。

全国規模で「理想の住まい」を見つけられる!

色々な場所に住んでみると、その土地ごとの良さがよくわかります。

交通機関が便利だったり、スーパーの食材が新鮮だったり、遊ぶ場所がたくさんあったり・・・。色々な場所に住むことで「自分はどういう場所だと住みやすいんだろう?」と参考にできるのです。

会社のお金で全国各地の物件を試せると思ったら、お得じゃない?

全国規模で「理想の住まい探し」ができるのは、転勤族ならではだなぁと思います。

自分に合った仕事を真剣に探せる

一般的に、他の人よりも転勤族の妻が仕事をするハードルは高いです。

でも通常の仕事が合わないからこそ、「自分が本当にやりたいことを仕事にしよう」と一歩を踏み出すきっかけにもなります。

私自身「転勤があってもキャリアを重ねていける仕事がしたい」という思いが、以前から気になっていた「書く仕事」へ一歩踏み出すきっかけになりました。

オンラインやSNSを活動の場とする仕事は時間や場所の融通が効きやすいので、転勤族妻におすすめです。

転勤族の妻でも自分らしい生き方はできる!

転勤族の妻になると孤独を感じやすく、仕事やマイホームを手に入れにくいなどの悩みを抱えやすくなります。

でも転勤があるからこそ、人付き合いや仕事、住まいなど「自分に本当に必要な暮らし」を考える機会が得られると思っています。

転勤妻の負担は大きいですが、その分人よりも経験も知識も増えます。

転勤族の妻ならではの生活を楽しんでいきましょう!

ちなみに、私は仕事を始めて外とつながりを持つようになってから、一気に気持ちが楽になりました!

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