こんにちは。朝日千晴です。
今日は朝から雨降り。でも10時を過ぎた今は雲も晴れ、日が照り始めました。雨上がりの空って空気が澄んでいるのか、いつも以上に清々しい。
水たまりの残る歩道を照らす太陽。目を細めたくなるような眩い外の景色を見ていると、雨も案外悪いものじゃないなという気がしてきます。
私は毎朝、ノートに日々の気持ちや思っていることをつらつらと書き連ねるという習慣があるんですが、天気によって言葉にも少し変化が出るような気がします。
晴れの日は「今やれることをやろう」と前向きに、曇りの日や雨の日は「今日は何もしたくない」というように。
南の島に住む人ではないけれど、天候によって気分にムラが出る体質のようで。
ノートを書くという習慣を続けるうちに、自分の気持ちの揺れやすい状況や環境が、なんとなく分かってきた気がします。
毎朝ノートを書くという習慣を始めてからすぐに、自分にかける言葉がけっこう雑だなぁということにも気づきました。
もっと実績を上げないと。収入を増やさないと。体重だってあと2キロは落とさないとだめ。部屋を片付けないと。知識やスキルも全然足りない。
書き出した言葉は全て、普段から私が考えていること。書き出してみると、いかに自分を雑に扱っているのかが分かって驚きました。
他の人には絶対こんなこと言わない。むしろ、「よく頑張っているよ」と褒めるほうなのに、どうして自分にだけそんな辛い言葉をかけてるの?と、ハッとしました。
私を傷つけて、卑屈にさせているのは、ほかでもない私自身。毎日繰り返し否定されていたら、そりゃ自信もやる気をなくなるわと、そう思いました。
他の人と同じように、自分にもいい言葉をかけてあげよう。
そう意識して、毎朝ノートを書くようになってからは、ずいぶん心の持ちようが変わってきました。
自分にいい言葉かけをする。
その効果として最も大きかったのは、行動しやすくなったこと。
私によく似た誰かに手紙を書くように、ポジティブな言葉を書くように意識し始めてからというもの、「今できることをやってみよう」と前向きに考えられるようになりました。
ノートを書いて人生が一変した、なんて都合よくはいかないけれど、それでも自分のやりたかったこと、やってみたかったことに、挑戦できるように。
「小説を書いて新人賞に応募する」という夢を持ちながらも、数十年なんの努力もせずにただ「いつか夢がかなったらいいな」と思うだけだったんですが、この3月なんと長編小説の新人賞に作品を応募することができたんです。
これまで「やりたいな」と思うだけだったのが、小説を書き上げて応募するというところまでいけたのは、周りの協力ももちろんですが、毎朝ノートを書いた効果も大きいんじゃないかなぁと思います。
私は私を信じる。私なら出来る。大丈夫。
数万字の、それも下手くそな原稿を書く怖さを払拭し、机に向かう勇気を奮い立たせたのは、毎日ノートに書いた自分への励ましの言葉でした。
今の自分を良しとすること、認め、褒めてあげることは、何も悪いことじゃないんです。
優しい言葉の積み重ねが自信に、そして一歩踏み出す勇気へと変わっていきます。
あなたもぜひ今日から、自分に優しい言葉をかけてあげてくださいね。
今日もみなさまにとっていい1日となりますように!