こんにちは。朝日千晴です。
今日も朝から雨模様。初夏のような暑さも昨日から落ち着き、外に出るとひんやりと肌寒さを感じています。
春を通り越して初夏になったと思ったら、また春先に戻り……と、気温の変化に体と心が置いていかれているような感覚。
娘たちも夫もちょっぴり風邪気味で、連休前に体調を崩さないかひやひやしながら日々を過ごしています。
さて、以前にも記事にしましたが、私は自己分析系の本が大好き。
先日も記事にしましたが、最近は八木仁平さんの「世界一やさしい『才能』の見つけ方」を頭にすり込むように何度も繰り返して読んでいます。
【世界一やさしい「才能」の見つけ方】季節の変わり目に才能探しはいかが?こういう自己分析系の本はもちろん、占いや性格診断、心理テストも大好き。有名どころは網羅する勢いで試しているんじゃないでしょうか……!
最近は『notion』というクラウド型のアプリに、診断結果の要点をまとめた『自分取説』なるものを作るほど、自己分析にはまっています。
そうして自己分析を繰り返している私ですが、いくら診断を繰り返して自己分析を重ねても、いまだに自分の天職や適職がどういうものなのか、どうすればそこに辿り着けるのか、よく分かっていません(笑)。
診断やワークを重ねるうちに、「一人で仕事をする方がいい」「アイディアを出すのが得意」「人を励ましたり、喜ばせるのが好き」といった自分の特徴は分かったし、自分でも「そういうところがあるな」と納得しているものの、なんだかいまいち腹落ちしない。
「こうすればいいよ」というヒントは沢山集まったのに、なぜしっくりこないのか……。
そう考えてみて、ふと「もしかして、診断で出た答えが私の望んでいる答えと違うからでは?」と気づきました。
診断が「本当の自分」を示しているのだとすれば、私のなかにあるのは「理想の自分」。この二つが異なっているから、いくらヒントを集めてみてもしっくりこないのではないか、と気づいたのです。
自らの才能を活かしたい。でも、たとえ才能がなかったとしてもやってみたいことがある。
その2つの間で揺れ動いているから、いつまでたっても自分の居場所が見つからないんじゃないかなぁと。
そこまで考えてみて、また気がつきました。「自らの才能を活かす」と「やりたいことをやる」。この2つは、両立できないものなのだろうか?
答えは「NO」。簡単ではないだろうけど、自分の長所や才能を自覚し、それをやりたいことに活かしていくことはできます。むしろ、そっちの方がうまくいくはず。
才能があることをやろうとするのではなく、今やっていること、やろうとしていることに自分の才能をうまく絡めていけばいい。そう思った方がよっぽど気が楽だし、俄然やる気も湧いてくるなと気がつきました。
今朝、ノートを書いているときにふと思い出した言葉があります。
『この時代の美の基準に私がそぐわないのならば、私が新しい美の基準になるんだ』
『MAMAMOO』というガールズグループで活動し、現在はソロのシンガーとして韓国で活躍しているファサの言葉。彼女はオーディションで審査員から「あなたは太っていて綺麗じゃない」と指摘されたときに上記のように決意し、努力を重ねた結果、現在は韓国だけでなく世界の女性が憧れる存在になっています。
その言葉を思い出したとき、才能のあるなしや、向き不向きはたいして関係ないのではないか?とふと気づきました。
前例がないのであれば、わたし自身が最初のモデルになればいい。
私のままでやりたいことをやる。自分を否定せず、行動していけば、ファサのように自らの道を切り開けるのではないかと思います。
大事なのは、自分を信じ、まるごと受け入れてあげること。難しいけれど、結局それが自分の道を見つける1番の秘訣なのかもなと、ふとそんなことを考えた朝でした。
今日も皆さまにとっていい日になりますように!