こんにちは!ライターの朝日千晴です
自分らしさを活かせる仕事がしたい!でも、それが何か分からない…。
そんな「やりたいこと」迷子になっている方におすすめの良書が、「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」です。
この本では「やりたいこと=夢中になれる仕事」と定義し、それを見つけるまでの過程をシンプルかつ理論的にまとめてあります。
【やりたいことが分からない人必見】『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』でやりたいこと探しを終わらせよう「本当にやりたいこと」を見つけるために必要なのは、自分の「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つを明らかにすること。
この3つを掛け合わせることで、自分だけの「本当にやりたいこと」を見つけることができます。
ここでは「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」を読んだことのない方や、簡単に概要を知りたいという方に向けて、私の実践例を踏まえながら内容を解説しています。
▼これまでの記事はこちら
【「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」実践編①】人生を導くコンパス!「大事なこと」の見つけ方 【「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」実践編②】仕事の迷いがゼロになる!「好きなこと」「得意なこと」の見つけ方今回はいよいよ、ここまでに集めた「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」を組み合わせて、「本当にやりたいこと」を決めていく方法を解説します。
「やりたいこと」を見つけて、自分らしい働き方を手に入れましょう!
先延ばしはNG!仮決めでもいいから「やりたいこと」を今すぐ決めよう
「やりたいこと」を見つけるためには、時間をとって自分を見つめ直すことが必要です。
しかし、「やりたいこと」を見つけたとしても、雷が落ちたような運命的な感覚はなく、「これが私のやりたいこと…かもしれない」くらいの感覚しかありません。
「今回も自分のやりたいことがなんなのかよく分かんなかったし、とりあえず資格でも取ろうかな」
なんて考えた方、ちょっとストップ!
「やりたいこと」は仮決めでも構わないので、今この場で決めてください。
なぜなら、「やりたいこと」の仮説を立てないまま動いても、「本当にやりたいこと」は見つからないから。
自分の過去を振り返って自己理解を深め、それを仕事に繋げる努力をしなければ、いつまでたっても仕事に対するモヤモヤを抱えたまま過ごすことになります。
いつまでたっても「やりたいこと」がわからず迷い続けているとすれば、それは自分と向き合うことを先延ばしにしてきたせい。
この機会に考え方を根本から変えましょう。
充実した毎日を過ごすためには、今この瞬間に「やりたいこと」を決め、そこに向かって動き出すことが必要なのです。
「やりたいこと」を決めてしまえば、そこからあなたの人生が動き始めます。
私もまだまだ歩み出したばかりですが、一緒に自分らしいと思える仕事を育てていきましょうね!
「本当にやりたいこと」を決めるための2ステップ
ではここから、「本当にやりたいこと」の叩き台となる「やりたいこと」の仮説を立てていきます。
とはいっても難しいことはなく、これまで集めてきた「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」を組み合わせるだけです。
まだ3つの要素がそろっていないという方は、先にワークに取り組んでから「やりたいこと」を決めるワークに取り組んでみてくださいね。
【「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」実践編①】人生を導くコンパス!「大事なこと」の見つけ方 【「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」実践編②】仕事の迷いがゼロになる!「好きなこと」「得意なこと」の見つけ方<Step1>「好きなこと × 得意なこと」で「やりたいこと」の仮説を立てる
まずは、ここまでで見つかった自分の「好きなこと」と「得意なこと」を並べて書き出してみましょう。
そして、この2つを自由に組み合わせて「やりたいこと」を作り出していきます。
ポイントは、「質より量」。
実現可能かどうかは考えず、思いつくままどんどんアイディアを書き出していきましょう!
とはいえ、「どうやればいいのか分からない」という方もいると思うので、私の例を紹介しておきますね。
例えば、私は「好きなこと」として、
- 人の才能や個性
- 心
- コミュニケーション
- 本
がありました。それを自分の「長所」である、
と掛け合わせて「やりたいこと」を考えた結果、以下のようなアイディアが浮かびました。
見ていただけるとわかるように、掛け合わせ方に正解はありません。
私のように、漠然としてアイディアでOKです。
仕事になるかどうかは後回しで、どんどんアイディアを書き出してみてくださいね。
<Step2>「仕事の目的」で「やりたいこと」を絞る
「やりたいこと」の仮説を立てたら、今度は「仕事の目的」でやりたいことを絞っていきます。
「やりたいこと」が決まっても上手く仕事にならない人の共通点は、「自分の『やりたいこと』をやるのに必死で、仕事の目的を考えていない」ということ。
仕事とは「ありがとう」の交換です。
お客さまに価値を与え「ありがとう!」と思ってもらえたら、そのときにお金を受け取ることができます。
つまり、「やりたいこと」を通じて人に価値を与えられたときに仕事としても上手くいき、生きがいにもつながる「本当にやりたいこと」になります。
そして、たくさんの「やりたいこと」のうち、あなたの「本当にやりたいこと」を選び出すためのフィルターが「仕事の目的」です。
先ほど考えてもらった複数の「やりたいこと」を、「仕事の目的」につながるかどうかで選別してみてください。
「仕事の目的」につながるものは仕事として取り組む「やりたいこと」、そうではないものは趣味にすればいい「やりたいこと」です。
例えば、私の仕事の目的は「充実している人を増やす」ことです。
さきほど挙げた複数の「やりたいこと」のうち、「充実している人を増やす」という目的につながりそうなのは、「その人の才能や個性を見つけ、一緒に育てること」。
つまり私の「本当にやりたいこと」は、「充実している人を増やすために、その人の才能や個性を見つけ育てる方法を伝えること」です。
「これだ!」という感覚はまったくありませんが(笑)、才能や個性に興味があるのはその通りなので、それが仕事に活かせるとすごく楽しいだろうなと思います。
「やりたいこと」を実現する手段を見つける方法
「本当にやりたいこと」が見つかった、またはとりあえずの仮説は立てられたでしょうか?
ここまで一緒にワークに取り組んでくださった皆さん、お疲れさまでした!
「本当にやりたいこと」が決まったら、これからは「本当にやりたいことを実現している自分」と「今の自分」のギャップを埋めていきましょう。
え、そんなこと言われても、なにをどうすればいいの!?
そう思っている方、ご安心ください。
「本当にやりたいこと」の実現方法は、すでに出来ている人から学べばいいのです。
今すぐ「本当にやりたいこと」をすでに実現している人はいないか、また「本当にやりたいこと」を実現につながるヒントはないか、情報を集め始めましょう。
「本当にやりたいこと」が決まれば、おのずと必要な情報に目が向くようになります。
もし実際に「本当にやりたいこと」を試してみて違和感を感じたら、一度立ち止まってもOK。
そのときは『「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」のうち、どこがズレてるんだろう?』と考えれば、違和感を感じる原因が見えてきます。
試行錯誤しながら、「本当にやりたいことをする自分」を育てていきましょうね!
「やりたいこと」探しから抜け出して、自分の人生へ一歩踏み出そう!
4回に分けて「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」より「本当にやりたいこと」を見つけ方について解説してきましたが、あなたの「本当にやりたいこと」は見つかったでしょうか?
この記事を書くにあたって改めて自分のことを振り返ってみましたが、自分のことを客観的に振り返るって難しいなと感じました。
私は今ライターとしてWebをメインに執筆活動をしていますが、振り返ってみると「得意なこと」をすることに注目し、「好きなこと」や「仕事の目的」を満たせる方法を考えていなかったなぁと思います。
ただ、この3つの視点を知ったあとは、「よく考えたらいつもこれを調べてるな。好きなのかも」とか「いつも同じ理由でイライラしてる。もしかして得意なこと?」と、よく自分を振り返るようになりました。
これからも自己理解を進めて、自分にしっくりくる「本当にやりたいこと」を育てていこうと思います。
この記事が皆さんの「やりたいこと」探しの参考になると嬉しいです!